Tsujimotoブログ

ありがとう ゴルペ

このカテゴリの『ゴルペとマラガ』

アヒルを飼いだして5年。
空を飛んでやってきたアヒル『ゴルペ』と『マラガ』
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『マラガ』は夜中、小屋を食い破って侵入してきた獣に襲われて死んでしまいました。
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残され1匹になってしまった『ゴルペ』は寂しいのか僕の姿が見えなくなると大声で鳴きました。

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そして新しい雛が仲間入りしてもう鳴く事はありませんでした。
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アヒルは人間が作った鳥。
肉をとるために大きくなる様に、良質な羽毛が取れる様に栄養価の高い飼料を与えて骨格の限界まで肉付きがよくなる様に品種改良された鳥。だから歩き方もファニーなんです。逆に言うと、人間の庇護なしには生きていけない『家畜』なんです。だから大人になる前に殺処理されるために正確な寿命は分かりません。最近ではペットてしての愛玩者が増えているのですが、寿命は5年とも7年とも言われています。
うちのゴルペもそんな大食漢のDNAが組み込まれているので、よく食べました。
あまり餌を与えてはいけないのですがそれでも草や昆虫、土虫などを見つけては食べていました。

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ゴルペが産んだ卵もみんなに配り食べてもらいました。

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住んでるところは和歌山なのに寒い日は氷点下になりますがいつも元気に水浴びしていました。

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そのゴルペが、おばぁちゃんになり、足腰?が弱り、グルーミングもままならないくらいになってきました。

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アヒルのお世話は365日欠かす事はなく、仕事で県外に出るときも相方に頼んで小屋の掃除と餌やり水換えを欠かせませんでした。

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しかしだんだん立てなくなり、それでも歩くのでお腹は擦れて羽が抜け、全体的に痩せて毛艶?羽艶?も悪くなり、水も弾かなくなりました。

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毎朝、小屋から抱いて池に浮かべ体を綺麗にしてあげ、しばらくして草むらにそっとおろし餌を与えます。

少し目を離すと池に入り、でも出られずにプルプルと震えていた事もあり甘てて温めたりと、介護の日々が続きました。
冷たい雨が降った時は小屋ではなくて毛布を敷いてガレージに入れ、体温の下がるのを防ぎました。
先日、そのゴルペが旅立ちました。
ゴルペ、お疲れ様でした。
最後看取れてよかった。
今頃はマラガと逢ってグァグァ言ってるかな?
我が家にはあと1匹オスのナイトくんが居ます。
ナイトには1匹で寂しく思ってるかもしれませんが、もう新たにアヒルを飼うことはないでしょう。その分、ナイトにはたっぷり愛情を注いでやろう。
ゴルペ。
そしてマラガ。
また逢う日まで。。。
ありがとう。
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