Tsujimotoブログ

海難1890 〜エルトゥール号〜

金曜日、本来は遅くまでレッスンが続く日なのですが、なんと、後半2クラスがキャンセル!
20時からぽっかりと予定が空いてしまいました。
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せっかくなので久しぶりの映画鑑賞に!
タイトルは「海難1890」
今から約125年前に、トルコから日本に親書を携えやってきた軍艦エルトゥール号が帰路、台風にあい和歌山、串本沖で座礁し沈没、総員650余名が、荒れ狂う海に投げ出され、それを串本の村民たちが命を惜しまず救出し、自らの食料を分け与え69名の命を救った。
それから90年後、フセイン政権の無差別テロにより、テヘランに取り残された日本人数百名を日本政府ではなく、トルコ政府が助けたという話。
実話です。
この話は数年前から知っていて、興味がありツーリングで串本に訪れた時はトルコ記念館を見学しました。

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和歌山ジストシネマには、エルトゥール号の大きな模型が。

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この模型は実際の撮影にも使われた帆船だそうです。

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ボイラーを二基積んだ蒸気帆船。
出力は2200馬力、速力は10ノット(遅)
故障したり破損したりを修復しながら、トルコから横浜まで1年近くかけて航行した老朽艦です。

映画の内容は、、、

かなり涙腺がゆるみます。
テーマは
日本人の知らない日本。
『真心  ~まごころ~』
日本とトルコの合作映画らしいのですが、トルコでも放映されているんでしょうか?
ぜひ放映されていてほしいです。
これを観終わった後、トルコの人々にハグをしたくなりました。

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にっぽん人。
すてたもんしゃない。
いい映画でした。(^O^)