靴職人に会いに行ってきた! 其の2
次にタコン(ヒール)も専門機械で取り付け!
あと装飾やデザインにより縫製が変わりますが、こんな感じになります
次は靴の裏面。ここは企業秘密の塊みたいなので、飛ばします
そして釘打ち!
なんと2種類ありました!
この釘の打ち方、角度などで音の響きが変わるらしいです。全ての釘が共鳴するように、抜けないようにリズミカルに打ち込まれていきます
差し支えのない部分を打たせてもらいました
普通、一般の量産メーカーはこれで完成なのですが清水靴はここからです!
釘の打ち方、盛り込み方も独特なのですが、更に釘と釘の隙間に樹脂を流し込み隙間を埋めます。それを一昼夜乾燥させたのちグラインダーの目を替えて2度研磨します。
見れば一目瞭然!
こうして皆さんの靴が出来上がります。ザックリとした説明なのですが、少しでも清水さん親子の靴作りにかけるポリシーや情熱や探究心が伝わればと思います。
清水さんの口から『生徒さんの場合は一つ一つの行程でカルテを見ながら顧客さんとの会話や足形に触れた感触を思いながら微調整したりしていく。プロの方の場合は舞台を見て癖や振り、踏み方なども含めて製作します。』と聞いたことがあります。
この工房から僕らの靴が生まれ、その靴を楽器として扱い、扱いながら振りを通して表現するフラメンコ。
あぁフラメンコ、フラメンコって感じです
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