小藪プロジェクト 後編
僕らがTVで観ているより3倍くらいの発声とやかましさです。
幕袖からモニターを観ながら出番を待ちます。
生放送なので大久保さんのポールダンス終了後2分のCMの間にポールダンスセットを片付け、フラメンコ用にコンパネを敷くき、バーカウンターや新喜劇メンバーの登場口などを配置、カメラ割りも変わるのでめまぐるしく移動します。その合間をぬってカホン片手に小走りに配置に。。。
『30秒前ー!』
音声さんが来て僕のすぐ後ろと僕の顔をチラチラ見ながら苦笑
何だ?と思って後ろを振り返ると、、
うわぁお!
ダウンタウンの浜ちゃんが、『何だお前は?』と言わんばかりの顔つきで腕組して(あったかい目で)睨んでます
あー
ひょっとして挨拶??
と思い、直立不動で『今日は宜しくお願いします!』と大きめの声で一礼!同じ様にひな壇の芸人さんにも!向こうも返してくれます。
それから審査員席のアナウンサー2人と嵐の櫻井君、ダウンタウンのまっちゃんにもあいさつを。。。
カホンに座ろうと振り返ると浜ちゃんがニコッとしてくれました
『本番5秒前、、4、3、、、』
するとバンダナを巻いた頭の上にポンッと浜ちゃんらしき手が。。。
そのまま番組が始まり、何事もないように浜ちゃんからのMC、まっちゃんも戸惑いツッコミの中、目の前にあるモニターを見ると浜ちゃんの手首から下、つまり僕は映っていませんでした
普通の顔していても仕方ないので、現場に居る人達に向け、何とも言えない表情をしてみましたこれが僕の精一杯のリアクションでした
キャリアVTRが流れカメラがスタジオに戻り、僕のカホンから始まります。
1番最初に練習した足を省き、大技1のパートに変換。。。
が、しかし、ここは本来はギターを抱えてのパート。
小藪さん、Lesson時に、この足を覚えたのち、ギターを抱えたしゅんかん、出来ていた事が何も出来なくなりましたが、今は逆でギター持たなかったら出来なくなり、勿論さっきの今でブラソ(腕のパート)なんか付けれるはずもなく。。。
でも、間違える事なくやり切って頂きました
ギターを持っていると思って下さい
このあとギターソロパートを経て新喜劇ブロック。
それから不本意に短くなったギター弾きながらのサパテパートです
そしてオチを合図に終了のゴング
いざ、終わってみればフラメンコ色の弱い作品で、『新喜劇』を前面に出した感がぬぐい切れません
ま、バラエティ番組の軸はブレていないという事か。。。
最後、大久保さんのポールダンス、小藪一豊のギター弾きながらのフラメンコ、、、判定は。。。
満場一致で大久保さんのポールダンス
思わず『いぃ~~~~』笑
小藪さんと今別府さんはそのままひな壇に、残りのメンバーは楽屋に戻り、お疲れ様の雨あられ!
FBや、携帯のメールには沢山の『観たよ!』や『いっぱい映ってたね!』などの連絡が。。。
やってる当人達は生放送なので、どんな風にカメラ割りして放映されたのか興味深々!
すると友達がこんな画像を送ってくれました
思いっきり映ってますやんならもっと何か出来たかも
今回、一ヶ月という短い期間で出来る限りの事を提供し、生徒さんにはLesson日の変更、実家に関しては『オバぁを囲む会』も凍結、松風でツーリングする事もなくフル活動して東京に通いました
多分、こんな経験は中々出来ないので、一生の思い出に残ります。
フラメンコという物に関しては、本当に不本意で小藪さんの技術力が発揮できる構成のまま放映出来なかったの
が、残念でなりません。(僕の携帯には動作チェックの為に撮影した短縮バージョン前の正規バージョンが入っています観たい方は是非!)
フラメンコ舞踊家として、第三者的にこの放映されたパフォーマンスを見ると、はぁ?これがフラメンコ?って感じは拭えません。この場を借りて報告しておきます。ただ、小藪さんが流した汗と真剣な眼差しは、ボタの底がすり減る位フラメンコのサパテを忠実に踏む努力をし、決めポーズを何回も、自分でかっこいいと思うまで繰り返し、痛い指にテーピングまでして弾いた取り組みは、一生僕の心に残り、魂に響きました。
小藪さん、僕にとって貴方は和歌山の生徒さん同様、素敵な生徒の1人です
またいつかお逢いしましょう
オレィ!カズ~
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