小刀 研磨!
最近、全然目を向けていなかったのですが日本刀の残欠(折れた先っぽ)を小刀にして和室に飾っています。柄(持つところ)と鞘(刀を収めるところ)と刀台を作って飾っていたのですが、鞘から抜いてみると、刀身にサビがまわってしまいました
物は室町時代の太刀らしいのですが、鞘に使った木材が乾き切っていなく湿気も加わりボロボロです
それと、前回魚のさばき方をした時に撮影に気をとられ、包丁の手入れが甘く、これもサビが目立って来ました
並べるとこんな感じです
気になっていたので、本日はキレイにしてみようと思います!
普通は砥石を使うのですが、これだけ錆びてると本職で無い限り無理だと思い、少し裏技というか、セコいというか、荒技を使ってみます。
まず用意するのはサンダー!
これに木材研磨用のヤスリ180番位を付けます。
身幅の厚い日本刀残欠でやってみましょう!
先ずは加工前。
申し訳ないくらいサビてます。
これにサンダーの回転の向きと、刀身の刃の向きを考えながら逆らわないように研磨!
するとこうなります
次の出番がこれ!
研磨剤です!左の茶色から粗目、細目、仕上げとなります。サンダーのビットをフェルトに交換して同じように作業していくと。。。
こうなります!
根気のいる作業で、粗目の時に頑張ればめちゃキレイになります。
同じように包丁も
包丁らしからぬ光り方
あとはよく洗い、良く乾かして、残欠は時代劇に出て来る赤い玉でポンポンとした後、油を塗って研がずに完成!
包丁は研ぎたいところですがサンダーがけしたので、両手が精密な動きに対応出来ません
また落ち着いた時に研いで完成です
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